ETFと個別株
どうもハーミットです。
ETFと個別株について見ていきましょう。
ETF(Exchange Traded Fund 上場投資信託)
ETF(Exchange Traded Fund 上場投資信託)は、様々な企業の株を、一つの銘柄として、保有できる株式です。
メリット
・手軽にETFを1つ保有するだけで、個別株を複数持つことと同義になる。
・個別株が有する倒産などのリスクヘッジとなる。
デメリット
・経費率がかかる。たとえば有名なところですと、S&P500に連動するVOOでは、0.03%が年かかってきます。
・複数の株を一つのETFとして所有するため、ETF内の銘柄の株価が急上昇してもETF全体としての株価の上昇はマイルドになる→最近でいうテスラ(TSLA)が1年で8倍近く急上昇するような劇的な上昇は見込めない。
個別株
メリット
・テンバガー(10倍株)のように急上昇する夢がある銘柄が存在する。一気に資産を増やすチャンスを有する。
・米国株では、配当貴族銘柄(25年増配記録)だけでなく、配当王銘柄(50年増配記録)すら存在している。これらは、減配する可能性は低く、年々増配する可能性が高く、年々の配当金の積み増しが期待できる。
デメリット
・倒産リスクを有する。特に集中投資をしている場合、損害が甚大になる。
・銘柄の財政状況などの分析や、複数分散投資する場合、それが複数の銘柄にわたるためどうしても手間と時間がかかる。定期的なリバランスなどでも時間を要する。
ETFと個別株
以上のとおり、どちらが良く、どちらが悪いといった類ではなく、それぞれが得意とするところと、苦手とするところが違います。
資産を急拡大したいのなら、ピンポイントで個別株を保有するのも有力な選択肢となるでしょう。
また連続増配銘柄を複数所持し、集中投資のリスクを和らげるのと同時に配当金を年々増やしていく戦略も有効な1つの手法でもあると思います。この場合、連続増配銘柄は株価も安定して上がっていくことが多いため、キャピタルも狙えるでしょう。
また個別では、銘柄選択の楽しさや、銘柄を直接保有できる醍醐味を味わうこともできます。
ETFでは、倒産リスクを避けられるところは、メンタル的に安心して持てるところは大きなメリットです。
また、個別のように時間を割かれない手軽さも魅力です。
これらのメリット・デメリットを鑑みて、自分にあった投資を見つけて、淡々と続けていくのが良いのではないでしょうか。
株式投資では、「負けずに市場にいつづけること」が重要なのですから。
良い投資生活を
have a good time