ハーミット 株式投資

ハーミット 株式投資

経済的自由・FIREを求めて

債券を持つべきかどうか。

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どうもハーミットです。

 

資産形成において、どのようなアセットアロケーションが有用でしょうか。

 

 

リターン

1926年~2012年の年率リターン(アメリカ市場)

株式       9.7%

債券       5.4%

インフレーション 3.0%     

 

 

(参考 現代日本

普通預金     0.001%

 

 

株アセットがリターンについて圧倒しています。

 

 

リスク

リスクについてですが、一般的な使い方とは異なり、投資においては、リスクとはリターンの変動のことを表しています。

 

つまり、リターンの変動幅が小さいことを「リスクが低い」、変動幅が大きいことを「リスクが高い」と言います。

 

要は、リスクが高いものがリターンを引き上げるということです。

 

アセットアロケーション

 

ここでリターンを最大限に上げることのみに注視すると、株アセット100%という答えに帰結します。

 

しかし常人に100%株式運用というのは少しトリッキーにすぎると思います。

 

なぜなら生きていくのに現金はある程度手元に必要と考えるからです。

 

いくらカード決済や、電子マネーが普及していても、引き落としの口座に現金は必要ですね。

 

これら生活防衛資金は現金として、人によって違いがありますが半年から2年あたりが標準的と言われていますね。

 

債券

 

では現金は別として、債券はどうかと言いますと、このアセットは、あくまでも株式のリスク(変動幅)を抑えるために、補助的に運用するものと考えます。

 

株式のみだとリスク(変動幅)が大きくなりすぎることを気にするなら債券をアセットアロケーションに入れ込む有用性は出てくるでしょう。

 

ここは、リスク許容度ならびに投資額で判断するところになってくると思います。

 

投資額が少額のうちは、リスクと言っても限られてきますが、投資額が大きくなってくると一日で大金の変動が出ることになってきます。

 

この変動幅をマイルドにするクッションの役目を債券が果たしてくれるわけですね。

 

最後に

私個人としては、ある程度の投資額になるまで株式と現金のみのアセットアロケーションで十分だと思っています。

 

債券の役目と生活防衛資金の2つの役目を現金にしてもらう形ですね。

 

もちろん、債券に比べれば現金のリターンは下がりますが、そう感じれば株アセットの割合を増やすなど調整すれば良いと思っています。

 

ただ、投資額が大きくなれば、多額の現金を遊ばせておくのはもったいないので、債券アセットとして、クッションの役目として所持し、現金以上にリターンを取りにいくことが良いのではと思っています。

 

長期投資の旅は長いです。一緒にコツコツ続けていきたいものです。

 

 

良い投資生活を

have a good time