投資のリスク分散
どうもハーミットです。
投資のリスク分散についてみていきましょう。
銘柄の分散
株価が急成長する銘柄、今年で言うと、$ZMに代表されるようなテンバガー(10倍株)を株価の低いうちに手に入れホールドすれば、利益を大量に獲得できることは、大変夢があります。
ただ、これはと思った銘柄だけに集中投資することは、また、その株価が急落したら、もろにダメージを負うことになります。
それに対応するため、通常は、銘柄の分散をすることは鉄則でしょう。
たとえば1銘柄のみ100万円分保有し株価が半分に下げた場合、投資資産をすべてその銘柄集中投資していたら50万円の含み損となります。
それに引き替え、10銘柄に分散して投資していた場合、5万円の含み損で済みます。これは投資資産が大きくなればなるほどスケールが大きくなるので、インパクトは相当なものでしょう。
時間の分散
一度に全資産で株を買い付けるには、相当のリスクがあります。なぜなら、株価はどう変化するのかは予想が難しく、株価が高い時にすべての資金を投資してしまえば、それからは含み損が長く続く危険性があるのです。
これを防ぐ簡便な方法があります。定額を毎月決められた日に投資して株を買い付ける、ドルコスト平均法がそれです。
これは株価が高い時は、買付する株数を減らせ、また株価が低い時は、多く株数を買い付けられるので、結果的に買い付けする金額を平均的にできます。
このように買い付ける時間の分散により、また買い付ける金額もリスク分散できます。
アセットの分散
投資において、株はリターンが高く、裏を返せばリスクも高いアセットです。上述した銘柄の分散、時間の分散を徹底しても、どうしても変動幅は大きくなりがちです。
特に最近でいればコロナショックにより、株価は急落し、あのまま資産を株式100%で保有することなど常人には不可能でしょう。
そこでアセットの分散が大切になってきます。伝統的に株価と逆の値動きをする債券を組み合わせる、簡便的には無リスク資産として現金も似た効果を期待できます。
最後に
銘柄の分散・時間の分散・アセットの分散を視野に入れ、バランスよく組み合わせることにより、自分の受け入れられるリスクの中で資産運用を行うことが長く続けるコツではないでしょうか。
株式投資では、儲けを得ることも重要ですが、より重要なのは、「市場に居続けること」
市場に居続ければ、いわゆる電撃が走る瞬間(大きな株価の上昇)に居合わせることができます。
これは投資の女神からの市場で戦い続ける我々への最大の祝福なのかもしれませんね。
良い投資生活を
have a good time